SmartBook とは、電子書籍上に透明のメモ用紙を重ね合わせ、 そこに利用者が手書きやキーボードで自由に記入が出来、メモ内容を許諾利用者間で共有できるシステムです。 書籍コンテンツのビューア、ノートテイキングツールとしての機能を持ち、ペーパーレスな知識管理環境を構築します。
また、コミュニティーの定義機構によって、大小様々なグループが定義でき、グループのメンバー間による知識の共有をクラウド環境を利用して構築できます。グループ内のメンバーは場所や時間を気にせず、書籍コンテンツに対するコメントを残す事が出来ます。コメントの公開・非公開の指定をすることで、個人的な書き込みかグループ内の共有情報かの選択ができ、書籍に対するノートを個人的に作成する事ができます。
本システムは、コミュニティ内では、以下のようなことを提供いたします。
また、教場としては、
などが考えられます。
クラス編成画面
アクセスログ画面
Client | 首都大学東京様 | Date | 2012.8.8~14 |
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首都大学東京様で電子教科書を使った夏季集中講義が1週間に渡って行われ、弊社で開発したSmartBookシステムが利用されました。
約90名の受講生にタブレット端末を提供しての大規模な無線LAN環境での講義になりました。
教室の配置図
SmartBookのクライアントアプリケーションは、Android版のアプリケーションと、Webアプリケーションの2形態があります。 今回、ICONIA TAB A500(Acer)、LifeTouch L(NEC)、Thinkpad Tablet(Lenovo)ではAndroid版アプリケーションを使用し、 iPad(Apple)では、内蔵されているブラウザ(safari)からWeb版アプリケーションを使用した講義になりました。
使用した端末の種類と数
SmartBookでは電子教科書に対してメモやアンダーラインなどを記入でき、それらは学生ごとにプライベートなノートとして教科書の各ページにリンクされてサーバーに管理されます。 尚、今回の講義ににあたって、受講された方々に講義終了後でも自宅のPCなどでその記載内容を参照・確認できる環境も提供しております。
この取り組みが日経BP社のサイトに取り上げられました。
首都大学東京で、一人1台のタブレットを用いた実証授業
日本システムアプリケーションと共同研究で開発する「SmartBookEDU」を活用